ガラスコーティングをしたのに水シミが付くのはなぜ?
- realeosaka
- 2月9日
- 読了時間: 4分

いつもありがとうございます。
レアーレ大阪の和泉です。
カーコーティング専門店として、日々多くのお客様から「ガラスコーティングをしたのに水シミがついてしまうのはなぜですか?」という質問をいただきます。ガラスコーティングは愛車を美しく保つための優れた技術ですが、万能ではありません。この記事では、水シミの原因とその対策について、専門店としてわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、以下のことがわかります:
水シミがつく原因
ガラスコーティングの仕組み
水シミを防ぐ方法
水シミがついてしまったときの対処法
ぜひ最後までご覧ください!
1. ガラスコーティングとは?その基本的な仕組み
まず、ガラスコーティングの仕組みを簡単におさらいしましょう。ガラスコーティングは、車の塗装表面にガラス被膜を形成することで、汚れや紫外線、水滴などから車を保護します。この被膜は強固で耐久性が高く、従来のワックスやポリマーコーティングに比べて持続力があるのが特徴です。
ガラスコーティングがもたらす主なメリットは以下の通りです:
車の光沢を持続させる
汚れが落ちやすくなる(セルフクリーニング効果)
紫外線による塗装の劣化を防ぐ
防水性や防汚性が向上
これだけ見ると、ガラスコーティングをすれば「完璧に車を守れる」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし実際には、ガラスコーティングをしていても水シミがつくことがあります。
2. 水シミができる3つの主な原因
では、なぜガラスコーティングをしているのに水シミができてしまうのでしょうか?
(1) 水道水や雨水に含まれるミネラル分
水シミの主な原因は、水道水や雨水に含まれるミネラル分(カルシウムやマグネシウムなど)です。ガラスコーティングの表面に水滴が残ると、その水分が蒸発した後にミネラル成分だけが固まって残り、シミとして目立つようになります。これを**「イオンデポジット」**と呼びます。
(2) 水滴の放置
洗車後や雨が降った後、車体に水滴をそのまま放置しておくと、水分が蒸発し、ミネラル成分が濃縮されてシミの原因になります。特に、炎天下や気温が高い日などは水滴が急速に蒸発するため、イオンデポジットができやすくなります。
(3) ガラスコーティングの特性
ガラスコーティングは撥水性が高いため、水滴が塗装面に直接広がることを防ぎます。しかしその一方で、撥水性の高いコーティングでは水滴が丸い形状のまま残りやすく、その水滴が蒸発することで水シミになりやすいという欠点があります。
3. 水シミを防ぐ方法
水シミの発生を防ぐためには、次のような対策を取ることが重要です。
(1) 洗車後は必ず水滴を拭き取る
洗車後に水滴をそのまま放置すると、ミネラル成分がシミとなる原因になります。マイクロファイバークロスや吸水性の高いタオルを使って丁寧に拭き取ることを習慣にしましょう。
(2) 定期的なメンテナンスを行う
コーティングを施した後も、定期的なメンテナンスを行うことでコーティング効果を持続させることができます。
(3) 洗車時に純水を使用する
水道水に含まれるミネラル分が原因で水シミが発生するため、洗車時に純水(ミネラル成分を除去した水)を使用すると水シミを大幅に減らすことができます。
4. 水シミがついてしまったときの対処法
もしすでに水シミがついてしまった場合でも、適切な方法で対処すれば除去することが可能です。
(1) 専用のシミ除去剤を使う
市販の水シミ除去剤を使うと、表面の軽度な水シミを取り除くことができます。ただし、必ずコーティング対応の製品を選びましょう。また、使用前には目立たない部分でテストを行うことをおすすめします。
(2) 専門店に相談する
頑固な水シミはご自分で対処しようとすると、塗装やコーティングを傷つけてしまうリスクがあります。専門店では専用の機材や技術を使って安全に水シミを除去することができますので、プロに任せるのが最善です。
5. まとめ
ガラスコーティングを施していても、水シミがついてしまうことはあります。その主な原因は、水滴に含まれるミネラル分やコーティングの撥水性にあります。ただし、正しいお手入れ方法を実践すれば、水シミの発生を大幅に減らすことができます。
洗車後は必ず水滴を拭き取る
定期的なメンテナンスを行う
必要に応じて専門店に相談する
当店では、お客様の愛車を長く美しく保つために、最適なコーティングの提案やメンテナンスを行っています。水シミにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください!
この記事が参考になれば幸いです。愛車のケアについてもっと知りたい方は、当店までお気軽にお問い合わせください!
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